信念フーズ手づくり餃子（肉餃子）5袋

販売価格

￥3,780

1年以上寝かせた熟成にんにくが決め手。薄皮の食感もたまらない

カリッと焼けた薄皮の中には、良質な豚の肉汁と数種類の野菜の甘さ、さらには1年以上清酒に漬け込み熟成させた青森県産にんにくの丸みのある旨みが見事に調和して、あとをひく美味しさです。店主の地藤富敏さんは先代からの味を守り、家族経営を続けています。SPF豚（※）を使用し、野菜は冷凍ものを避け旬のものが手に入る産地からその都度取り寄せるこだわり＝信念が味に生きています。冷凍のままよく熱したフライパンに乗せて焼けば5分で完成！　食べたいときにいつでも食べられ、ちょっとしたご馳走にもなる、美味しさがギュッと詰まった餃子です。

（※）SPF豚とは
日本SPF豚協会が指定した特定の病気（豚赤痢、オーエスキー病、マイコプラズマ肺炎、萎縮性鼻炎の4つ）にかからないように、定められた基準に基づいた飼育管理をされて育った豚肉をさします。

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［商品コード］: BM02202

［賞味期限］: 発送から冷凍で180日

［内容量］: 肉餃子（12個入り）×5

［梱包サイズ］: 幅35×奥行21×高さ10cm

［配送温度帯］: 冷凍

［特定原材料7品目］: 小麦

［調理方法］: 焼く

［生産地］: 東京都

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ストーリーBuyer's Report

餃子への愛が深すぎる！　家族だけで営む専門店の味

この餃子の生産者さんとの出会いは20年以上前、私がまだ前職のバイヤーとして働いていた頃のこと。かなり衝撃的でした。
とある場所で商品を買って試食をしたところとても美味しくて、早速連絡。こちらから取材に行きますといったものの、まずは生産者さんが来社されたいとのこと。当時はまだ通販というと「怪しい」という目で見られていて、地方の生産者さんには「東京のカタカナ名の会社には気をつけろ」と疑いの目で見られることも少なくなかったので、来ていただくことにしました。

そして、アポイント当日。当時、私が所属していた部署のオフィスは商談スペースが極端に狭く、かつ、役員フロアにありました。お堅い雰囲気で、来社される方もスーツにネクタイのビジネスマンばかり。ところがそこに現れた生産者の地藤健史さん、名刺交換するやいなや、いきなり持っていた大荷物をほどき始めるではないですか。

出てきたのはホットプレートに油に餃子にお皿に箸に……。
「え? 何? ちょ、ちょっと待ってください！」と戸惑うわたしを尻目に、地藤さんは「お借りします！！」と言うと持参したホットプレートの電源をコンセントに差し込み、「まずは食べてもらった方が早いと思って！」と、おもむろに餃子を焼き始めてしまった！

「いや、味はもう知ってますから！　大丈夫ですから！」

いくら制止しても調理は止まらず、恐ろしくお堅い会社のぎゅうぎゅうの商談スペースに、じゅうじゅうという音とともににんにくの食欲をそそる香りと湯気がものすごい勢いで広がり、周囲の視線が痛いほど突き刺さる。
「さぁ、食べてください！」と前に出された餃子を、味わうどころではありませんでした。

その後、取材に伺ったのは八王子の住宅街の一角にあるとても小さな工房でした。地藤さんは、ご家族で餃子ひとすじ。飲食店は構えず、餃子だけを製造販売しています。
地藤さんの餃子の特徴は特注の薄皮と熟成にんにくを使っていること。熟成にんにくは、青森産のにんにくを清酒に1年ほど漬け込んだもので、全体をかき混ぜながらゆっくりと熟成させていくことで、にんにく特有の辛さや強烈な匂いがまろやかになっていきます。豚肉は安全性に優れたSPF豚を使い、キャベツやネギなどは鮮度抜群の国産品に限定。混ぜ合わせた具材を薄皮に包むのはすべて手作業なのですが、そのスピード感と正確な仕事ぶりは、圧巻！　長年の感覚で具材のグラム数を手が覚えていて、スタッフ全員が目を閉じていても餃子を作れるのではないかと思うほどの熟練ぶりでした。

地藤さんは餃子作りをスタートさせた頃から、パートさんなど外部の人は雇わず、家族のみで製造を続けています。「小さな会社だからこそ、味を守り抜くこと」を徹底していて、とにかく家族全員が仲良し。だからこそ生まれるブレのない美味しさに、多くのファンを抱えます。そんな地藤さんの餃子は、冷凍のままフライパンで5分焼くだけ。パリッと焼いた薄皮のなかに詰まった熟成にんにくの旨みが秀逸です。専門店の味をどうぞご賞味あれ。