じゃこ天の概念を覆す美味。黙って10回噛んでみてください
鳥津康孝さんは、愛媛の港町に店を構えるじゃこ天職人です。「昨日より今日、もっと美味しいものを作りたい、じゃこ天職人の道を究めたい」と、毎朝港に向かい魚を厳選、他にはないじゃこ天を作っています。蒲鉾をはじめ、いわゆる“練り物”にはつなぎも含めて添加物が使われることが多いのですが、鳥津さんのじゃこ天には保存料や着色料、化学調味料などの添加物を一切使用せず、魚と塩、醤油のみで製造し、一番搾りの菜種油でからりと揚げました。オーブントースターで温め、少しふっくらしたじゃこ天をほお張れば、噛みしめるたびに魚の旨みが口いっぱいに広がります。温かいうどんやそばに乗せても美味。つゆに深みが生まれます。