複雑な旨みと甘み、芳醇な香り。日本初、岩手短角和牛の生ハム
セシーナは、スペイン北部の山あいで古くから作られてきた牛肉の生ハムのこと。牛のもも肉と塩だけで作り、1年以上の長期熟成で丁寧に仕上げていきます。岩手県に精肉店を構える府金(ふがね)伸治さんは、和牛全体のわずか1%しか生産されない岩手短角和牛にほれこみ、これまでさまざまな加工品を作ってきましたが、その集大成としてこのセシーナを手掛けています。スペインで学んだ伝統的な製法そのままに、時間と手間をかけて作り上げた本品は、塩気とともに岩手短角和牛の持つ複雑な旨みがゆっくりと広がり、あとから脂の上品な甘さが追いかけてきます。ほんのり野趣を含んだ芳醇な香りが鼻腔を抜け、ついついワインに手が伸びてしまう美味しさ。極めて稀少で、贅沢な一品です。