凝縮し、熟成させた旨みが自慢。鮭の町「村上」独自の製法です
平安時代中期に編纂された「延喜式」に朝廷に鮭を献上していた記録があり、江戸時代には鮭の自然ふ化増殖に成功した新潟県村上市は古くから独自の鮭文化を築いてきました。なかでも村上独自の製法「塩引鮭」は、雄の天然秋鮭と塩のみを原料とし、昔ながらの手作業で一尾ずつ仕込みます。内臓・エラなど腐敗を招きやすい部分を取り除いて、手作業で塩をすり込みます。保存料や添加物は一切使用していません。そして最後の工程、風干しが塩引鮭の一番の特徴です。気温が低く、強い海風の吹く村上市の特性をいかし、鮭が凍結しないぎりぎりの低温と湿度の高い冬の季節風に晒しながら、ゆっくりと余分な水分を取り、旨味を凝縮させ、熟成させます。生鮭にありがちな脂の旨味ではなく、塩を使って引き出された鮭本来の旨味こそが塩引鮭の最大の特徴です。本商品は切り身をひとつひとつ包装してありますから、少人数の食事でも安心して食べられます。