鹿児島伝統の灰持酒が隠し味に。鮮度抜群だからこその美味しさ
同じ魚種であっても、魚の味は水揚げされるところで違いが生まれます。魚が育った環境や食べたもの、季節でも味わいが変わっていきます。鹿児島県・鹿屋市に鮮魚店を構える出水田一生さんは、三代続く魚の目利きとして、この地ならではの一夜干しを手掛ける若き職人。大隅半島の中央に位置する魚市場に毎朝足を運び、自身の目で確認したものを仕入れ、一夜干しにしていきます。
工房に運び込んだら状態を見ながら捌き、血合いなどを丁寧に取り去るなど大量生産では処理が行き届かない仕事をこつこつ行ったあとは、鹿児島の地酒「灰持酒」(あくもちざけ)を加えた漬け込み液に浸し、熟成庫へ。
魚種や大きさによって乾燥させる温度や時間を変え、その魚がもっとも美味しくなるよう仕上げていきます。本品には甘鯛、カマス、真アジ、レンコ鯛をセットにしてお届けします。白身魚と青魚の美味しさが両方とも味わえます。目利きが選んだ一夜干しをご家庭でお楽しみください。