国産からすみならではのコク。若き職人が作り上げる至福の味
高知県の海沿いに加工場を構える宮本進太郎さんは、大正10年に始まった水産加工会社の4代目。店の看板商品でもあるからすみは、昭和20年代から製造を始め、今では一流の料理人も認めるほどの品質を誇ります。
からすみは、ボラの卵と塩のみという極めてシンプルな原料で仕込むため、宮本さんは魚卵の質をとことん追求します。原料であるボラの水揚げ時期になると西日本の産地に足を運び、必ず自身で卵を抱えたボラの状態を確認したうえで仕入れをしています。加工場に届いたら氷水に漬け込むところから塩漬け、塩抜き、成型から天日干しまで、ひと腹ごとに状態を見極めながら飴色に輝くからすみに仕上げていきます。
本セットには、使いやすい大きさにカットした本からすみ4個に、からすみフレークとからすみふりかけを詰め合わせています。それぞれ丁寧に包んで木箱に入っていますので、おめでたい席での贈り物にももってこいです。
【本からすみ小判】じっくり熟成を重ねたことで生まれるねっとりした食感と複雑な旨みは、日本三大珍味と呼ぶにふさわしい味わいです。大根の薄切りに挟んで食べると美味。軽く炙れば風味が増します。海苔、わさびを添えたからすみ茶漬けにも。
【本からすみフレーク】本からすみを使い勝手のよいフレークにしました。炊き立てのご飯にかけたり、パスタにしても美味。外国産のからすみフレークとは別モノです。
【本からすみふりかけ】からすみフレークに胡麻と塩を加えてふりかけに。加えている胡麻の量が絶妙で、クセになる味です。