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文春マルシェと文春文庫がコラボしたプレゼントキャンペーンを開催します。文春文庫には、読むと思わずお腹が空いてくる、美味しい食べ物をテーマにしたエッセイや小説などがたくさんあります。美味しいお取り寄せ商品を取りそろえた通販サイト「文春マルシェ」のスタッフが特におすすめしたい10冊をセレクト、それぞれ3名様にプレゼントします。下記の紹介を参考に、お好きな1冊を選んでご応募ください。
まずは、パラパラとページをめくって、カラー写真を眺めてみよう。それだけでも幸せになること請け合い。あんこ嫌いだった著者が、京都の松壽軒であんこの美味しさに開眼。あんこを知るための旅が始まった。本書が紹介するのは、お菓子の味だけではない。あんこを愛する作り手の人柄や、家族の歴史が、丁寧な取材からしみじみと伝わってくる。老舗もあれば新しい店も。京都から全国各地へ。本書を片手に旅をしたくなるだろう。(H.T)
カゴメトマトケチャップ、サッポロ一番みそラーメン、桃屋のごはんですよ! ちょっと値が張ったとしても松翁軒のカステラや舟和の芋ようかん。誰もが知っているありふれたものだからこそ、筆者の手にかかると、どんな高級な食べ物より幸せだったあのときの忘れがたい気持ちに連れて行ってくれる。母の思い出、家族の団らん、はかなく終わった恋……。「たべものの味にはいつも、思い出という薬味がついている」。本当にその通りだ。(H.T)
やる気のない就活大学生・若水良太と、彼の下宿に転がり込んだ柳刃組組長・柳刃竜一のコンビによる異色のグルメ小説。ドラマ化、マンガ化もされました。良太はヤクザの組長がありあわせの材料で作る料理に驚きますが、ご飯の炊き方から缶詰料理まで脅かされながら教わるうちに妙な友情が芽生えてきます。小説を読むうちに料理の面白さに気づかされ、シリーズ2以降は毎回主人公が変わるので、レパートリーも増えていきます。(K.K)
かつては賑わいがあった信州のリゾートが舞台。東京から逃れるようにして移住し、この地にひとりでカフェを開いた奈穂が、地元の人々と触れ合うことで自分らしさを取り戻していく小説ですが、取り回し役のカフェのメニューや近隣にある食材の描写が魅力的なのです。なかでも、タイトルにもなっているベーコンサンドは読むだけですぐに作ってみたくなってしまいます。料理はシンプルこそ美味ということがよくわかりますよ。(K.K)
お手軽、簡単、おいしいレシピ。家庭料理の神様として絶大な支持を得ていた料理研究家の故・小林カツ代さん。料理の鉄人に勝利した「伝説の肉じゃが」から、新婚時代の意外な「わかめ爆発味噌汁事件」まで、エネルギッシュなエピソードとレシピには様々な“カツ代流”が詰まっています。如何にして家庭料理というジャンルの確立に心血を注いだか、創造と葛藤、人柄とレシピに迫る評伝です。読了後、家庭の味が無性に恋しくなります。(I.O)
上京してすぐに始めたアルバイトで賄いを作ったとき、周りの人が目を丸くして美味しい! と言ってくれたことからますます料理が好きになったという西加奈子さん。子供の頃をエジプトで過ごしたときに感じた“食べものの大切さ”や、世界各国の料理を習った時に感じたことなど、西さんがどれだけ食べることを愛しているかが伝わってくる一冊です。敬愛する料理人・竹花いち子さんとの対談の部分には、とても共感しました。(Y.I)
「ものを食べるということは、人間が人間らしくあるための根源的な営み」。母娘で“食べること”に携わられてこられた辰巳芳子先生が、”いのちを癒し、つなぐもの”を、美しい言葉で綴ります。玄米煎汁やお粥、辰巳先生といえばスープ!の基本レシピを、この機会に学んでみては。福岡伸一先生など各界の第一人者との対談も必読。おじやと雑炊の違いなど、日本人として知っておきたい学びや気づきにあふれた一冊です。(K.K)
料理においても片付け好きで合理的な樹木希林、和食中心の三食を子に作るギャル曽根……。食エッセイの名手と各界の29人との対話集は、食への姿勢を通じてその人の生き様が見えてくる1冊で、読み応え十分です。食材として特に印象的だったのが、登山家、冒険家、宇宙飛行士がそれぞれの極地に持参してよかった、あればよかったものが同じだったこと! 個人的には意外でしたが、読むと納得。きっと誰かに話したくなりますよ!(M.H)
著者は気仙沼湾でカキ養殖業を営む漁民。昭和50年頃、身が血のように赤いカキが出現した。原因は工場排水等が海に流れ込んで発生した赤潮だ。さらには少しの雨でも川から湾に泥水が流れ込む。山を調べると森は表土が流され根がむき出し、原因は森林の荒廃だった。著者は良いカキの生産には海に流れ込む川、森が大切と気づき、広葉樹の植林=「森は海の恋人」運動を始める。海の恵みが自然と繋がっている事を教えてくれる一冊。(Y.M)
元ロシア語通訳者、米原万理さんのエッセイ集。200回以上渡航した旧ソ連や子ども時代を過ごしたプラハをはじめ、古今東西の美味珍味への飽くなき探求や思い出話は知られざる異国の香りがしてくるようで、旅気分で楽しめます。キャビア、ジャガイモ、ロシアの缶詰など、蘊蓄とユーモア溢れる逸話は誰かに教えたくなること受け合い。小学生の時に一度食べて魅了され、数十年探し求めた幻の飴「ハルヴァ」、どんな味がするのでしょうか!(A.K)