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パンの実力を
引き出すバターと、
TKGに混ぜたいコンビーフ

幻のバターと呼ばれている「なかほら牧場ピュアグラスフェッドバター」は、パッケージデザインが可愛くて、とてもセンスが良いけど、本当に美味しいの? と思っていました。ぼくは自分がデザイナーをやっているくせに、食品のパッケージデザインに対しては、良さげに見せてごまかそうとしても騙されないぞ!という風に、変に身構えてしまうのです。それと、2年前にバターコーヒーダイエットというのが流行った時に、ネットでグラスフェッドバターを買ったのですが、なんか後味が悪くて、グラスフェッドバターそのものに良い印象がなかったということもあります。

届いてすぐに、トーストにたっぷり塗って食べました。食塩不使用だけど、どうなんだろうと一口食べたら、なんとも芳醇な香りで美味しい〜。食パン自体も、近所の美味しいパン屋さんのものではあるものの、そのパンの実力以上に美味しく感じました。このバターがパンの旨味を引き出しているんでしょうね。かなり前ですが、京都の老舗旅館に泊まったときに、朝食は和食と洋食が選べたので、洋食にしたときに出てきたトーストが、ものすごく美味しかったのですが、その香りと味が蘇りました。

家にお客さんが来たときに、バターのことは何も言わずに焼き立てのパンに塗って出したらビックリするんじゃないかなぁ。

パンだけでなく、ご飯にも合いますね。とうもろこしご飯にこのバターをのっけてご飯の温かさで溶けたところを口の中に入れたときの至福感ったらすごかったです。

脂が溶けてとっても良い香り ぼくのコンビーフの思い出は、小学生の時に、1学年上の男子の先輩があの有名なコンビーフのCMに出ていたのを見て、母親に買ってもらってマヨネーズとよく混ぜてトーストにのっけて食べたのが最初です。それから大人になるまでも、たまに食べていましたが、毎日食べるものではないかな、という感じでした。大人になってから高級コンビーフを何回か食べましたが、なるほど美味しいけど、「コンビーフという後味」はわりとどれも同じなんだな〜と、思っていました。

スモークハウスファインの「米沢牛コンビーフ」は、カードを分厚くしたようにパッケージングされていて、普通のコンビーフはブロック状の塊が多いのに、なんでこんな形なのかな?と最初、疑問に思いました。パッケージから出して分かったのですが、フォークで潰すときに簡単にきれいにほぐれるんですね。

まずは細かく潰したコンビーフを何も混ぜずにそのままご飯にのっけて。熱々ご飯で脂が溶けてとっても良い香りがして、口の中に入れるとご飯と混ざり合って旨味が溢れて、今まで食べていたいわゆるコンビーフ感が、香りにも味にもなくて、驚きました。途中から、卵黄と混ぜて食べたら、最高級のTKGになりました。

後日、トースト(先ほどの「なかほら牧場ピュアグラスフェッドバター」を塗って)にのっけて食べたのですが、これもバツグンに美味しかった。パンにのせるときはコンビーフを細かくしすぎずにザックリ潰したのですが、これはこれで食感がカリッと焼けたトーストにピッタリでした。最後の方はマヨネーズと混ぜて食べて、もちろん美味しいのですが、ものすごくマヨラーなぼくが、このコンビーフとマヨネーズを混ぜるのはもったいないと思ったほど、このコンビーフの完成度の高さを実感したのでした。

秋山具義

profile

秋山具義アートディレクター

1966年秋葉原生まれ。日本大学芸術学部卒業後、株式会社I&S(現I&S/BBDO)入社。1999年テイリーフレッシュ設立。主な仕事に、TOYOTA「もっとよくしよう。」、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデサイン、日本フェンシング協会新国章デザイン、AKB48「ヘビーローテーション」CDジャケットテサインなと多数。2015年にオープンしたイタリアンバル、中目黒『MARTE』(『ミシュランガイド東京2017』のビブグルマンに選出)のプロデュースも手掛ける。2016年より「食ベログ」グルメ著名人として活動。「文春マルシェ」のロゴデザインも手掛ける。

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